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如月マユミの調書

■昨年デビューしたモデル兼タレント。二十歳。実は不死身の性奴人形＝セクサロイド
■水着にさえならない正統派美形アイドルとして話題となり、ＣＭ、テレビドラマなどで人気を博す。デビュー直後に体調を崩して数ヶ月間活動を停止したが、その後復帰した。また、復帰直後に所属プロダクションから独立している。活動を停止していた間に、誘拐、監禁されたとの噂がある。また、これは彼女の両親や、家庭をはじめ、過去に関する情報が一切公表されていないこととも関係していると思われるが、復帰以前の記憶をすべてなくしているとの噂もある。
■つい最近、シースルーの水着姿でファッションショーに登場し、物議を醸している。また、芸能界を引退するとの噂もある。
■マユミの真の姿はパイソン大佐の性奴隷である。１年前に大佐とその部下たちによって拉致され、被虐剤の大量投与によって記憶をなくした。シースルー水着での登場は、裏社会で不死身のセクサロイドとして見世物デビューをするデモンストレーションである。イズミに劣らず極端なドＭ。第２作で不死身となる。
■以下ネタバレ注意＊マユミは、第３作以降において、肉体を得た所長を誘惑し、彼を殺そうとする。

麻宮イズミの調書　

■19歳。独立調査官。細胞再生能力保持者。
■調査官といいながら、彼女の名前はどのような組織の名簿にも記載されていないし、公務員でもない。変異体調査委員会からの依嘱は所長が受けているだけである。したがって、肉体をもたない所長の調査を助ける探偵助手といえる。出自、経歴など全く不明。現氏名も所長が命名したらしく、過去の記憶を失っているようである。
■細胞再生は、通常iPS細胞による組織培養によって外科的に施される組織再生と近似しているように思われるが、彼女の場合は、要するに「Ｘ-ＭＥＮ」のウルヴァリンの肉体再生能力（ヒーリング・ファクター）みたいな能力である。所長がレベル５と言っているように、体細胞の５割までなら破壊されたり失われても再生することができる。この能力は、段階的に高くなってきたらしく、現在はレベル８という噂がある。彼女以外には細胞再生能力保持者は確認されておらず、その発現原因も不明。また、なぜ彼女が所長と一緒にいるのか、変異体を調査しているのかも不明。
■性格は明るいが、極端なドＭで、拷問されたり解剖されたりするのが好きらしい。所長の恋人兼Ｍ奴隷。「サイテー」が口癖。委員会の一部のメンバーにとっては「理想の恋人像」らしい。